【SEE(考察)】「1日5食のスペイン人」/2016年3月〜スペインを味わう旅









Dear B,の「1日5食がデフォルト?スペイン人の驚きの食生活」でも紹介をしているが、
スペイン人はなんと1日に5回も食事をとる

この国にはもともとシエスタという昼食後に昼寝をする習慣があり、昼休憩は14時〜16時の2時間が基本。

さすがにバルセロナやマドリッドの都市ではこのシエスタの習慣はなくなりつつあるというけれど、夏の日差しがきつい南部の人々にとってシエスタは重要であるという

Eatwithでこのスペイン人の食習慣について、カタルーニャ出身であるホストに聞いてみた

夜が遅いスペイン人だけど、朝はたいていの国と同じように8時半には起きるわ。朝はパンをかじってだいたい、朝は9時半頃に出社しているわね。11時くらいになると外にでかけて、ボカティージョ(スペイン風サンドイッチ)を食べるの。12時頃に帰社して、14時まで仕事をして14時からはランチとシエスタね。シエスタは最近ではなくなってきているけど、未だにシエスタ専用部屋がある会社もあるわ。それから16時に会社に戻って、夕方18時くらいにバルでピンチョスとかを軽くつまんで、帰社は21時前かな。ディナーが始まるのはだいたい21時頃からよ。

と教えてくれた。恐るべし1日5食。仕事をしている時間を計算すると9時半〜11時の1時間半と12時〜14時の2時間、そして16時〜18時の2時間、合計5時間半…。
日本に比べると圧倒的に少ないと思うが、彼らの優先は仕事ではなく"人生"を楽しみ味わうこと。

1日5時間しか働かないから経済が悪くなる一方だと主張する人も多いかもしれないけれど、国民生産は日本よりスペインの方が上という事実はあまり知られていない気がする。

よく食べ、人生を味わうスペイン人に負けている日本人の生産性。

"働けど、働けど、生産効率上がらず、じっと手を見る"ならば対極をいくスペインをお手本に、人生を楽しむプライオリティーを上げてみてもいいのではないか。

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